北海道支部 活動ブログ

全国の会員が日々の相談・検査・設計・研究などの活動から皆さまに役立つ事例、家づくりに関する地域の情報、社会情勢ニュースに対する専門家としての意見などを発信していきます。

老朽化したマンションの諸問題

建築資材の高騰の影響で住宅の新築が減少し、

今後は、戸建て、マンションともリフォームの物件が増えていくと思われます。


特に、老朽化したマンションの管理、修繕、建て替え、住民の立ち退き等、

緒問題が指摘されています。



管理に関して法的な動きがあります。

マンションの管理方法を定める区分所有法などの改正です。

例えば、現在建て替える場合には集会(総会)で5分の4の賛成が必要ですが、

高齢化などの問題で、必要な賛成を得るのがむずかしくなっていると言います。

解決案として一つは、必要な賛成数を現状の5分の4から4分の3、あるいは3分の2に引き下げる案など出ています。



今後、マンションについていろいろな動きが出てくると思われます。



家づくり援護会ではマンション物件の検査をしております。

ぜひ、マンションの新築、中古検査をご利用して

安心な住まいを確保して欲しいと思います。


北海道:今井 正樹


2024年労働上限規制について

 建設業界の企業は今、若い人材の獲得に必死になっていると言います。その背景には、同業界が直面する2024年問題があります。




 来年4月から時間外労働をめぐる上限規制が厳格化されることによって起きる問題とされています。


 適用されれば、従業員の時間外労働の上限は月45時間、年360時間となり、1人あたりの労働時間が縮小、従来の業務を多くの人数でこなさなくてはならないため、人材不足が問題視されています。


 ある大手ハウスメーカーはハウス建設において、住宅建設に携わる大工の採用人数を増やし、給与も大幅に引き上げて待遇も改善することで、人材の獲得をしようとしています。


 新築住宅の着工件数は近年、伸び悩んでいます。人材の確保がなければ供給が支えられなくなるとも言われます。


 住宅建設業界の状況は、今後さらに厳しくなりそうです。

 懸念されるのは、管理に時間がとれなくなり住宅の品質が下がってしまうことです。

 それはあってはなりません。

 管理の重要性が今以上に必要になってくるのではないかと思います。




 家づくり援護会(イエンゴ)では サポート事業を行っています。

 家づくりに必要な 土地探しから住宅が完成し住んでからまであらゆるサポートを致します。

 安心な家づくりにぜひ活用してほしいと思います。

北海道:今井 正樹


周辺の崖などには注意してください

 「宅地造成及び特定盛土等規制法」が5月26日に施行されました。


 盛土の点検の結果によると、不備のあった盛土は、全国で1000箇所以上あるということです。



 これから台風の時期を迎えます。

 土砂崩れなど災害が続いていますので、大雨の時などは周りの状況の変化にも注意し、早めの避難を心掛けることも重要です。



 お住まいの周りの状況に不安のある時は、イエンゴにご連絡いただければチェックに伺います。


 我々建築士としても普段から居住地域周辺宅地また、設計するする上での切土、盛土など

 もっと注意を払っていかなければならないと思います。



北海道:今井 正樹


太陽光パネルの設置には注意してください



 光熱費、特に電気代が高騰しています。

 その影響もあってか、

 工務店、不動産業者など住宅の建売などに太陽光パネルを

 設置することが多くなってきているようです。

 太陽光パネルの設置にあたっては賛否両論がありますが、

 太陽光パネルには保証期間が製品保証と出力保証があり

 また、蓄電池にも有害物質も含まれてているのもあるので

 設置する場合は注意が必要です。

北海道:今井 正樹