稼働検査 ~入居後の検査~
家づくり援護会の欠陥住宅予防検査では、工事中の検査だけではなく、
家が完成し、入居してから3~6か月の間に稼働検査を行っています。
住んで、生活をし始めて、初めて分かる不具合もあります。
大切な検査なのです。
床下に潜り込み、給水管や排水管の水漏れも初期の段階で
稼働検査で確認ができます。
その際に時々写真のような状況が見られることがあります。
家が完成する間際に電気業者さんや設備業者さんが
配管をする為に穴を明けて出たおが屑が床下にそのまま残っているのです。
現場監督さんが建物の引渡し前に床下に入り、
清掃状況を最終確認することは、まずありません。
これだけのおが屑があるとシロアリの温床となる可能性もあります。
家づくり援護会では、家づくりにとってどのような検査が
必要であるかを長年の検査実績より研究をし、考え続けています。
関西:鉢嶺 民雄