違法コンクリートブロック擁壁(土留め壁)
写真は小規模の分譲地において見かけた擁壁です。
高さはブロックの段数からして約1.9m。
建築の法律的には確かに工作物の申請の必要外の擁壁ですが、水抜き穴も無く、控え壁も無いコンクリートブロックの擁壁で造られている状況です。
この写真は、歩道側のみですが、奥に隣地駐車場との境面にも同じような状況で築造されて、地震が起きた時には倒壊の危険が有り、歩道を歩く人に影響を及ぼす可能性が高いです。また、地震が無いにしても年数が経てば徐々に傾くなり膨らむなり危険をはらんでいます。
地震が有れば自然災害ということで瑕疵や保証はないと考えていると思われますし、無くても10年過ぎれば瑕疵の対象から外れると考えているかと思います。
地震国日本において、こんな危険な擁壁を施工する業者の感覚を疑います。
東海:神谷 一吉