造成地でも地中に何があるかはわからない
現在、住宅地となっている造成地でも、
地中に障害物などが入っていることがあります。
周辺を見渡しても、ビルなどは無く住宅ばかり。
しかし、過去には工場があったそうです。
要は、工場の跡地が住宅地になったとのこと。
この住宅地で、家を建て替えようとして、地盤調査をしたら、地中障害物だらけ。
これでは地盤調査ができないため、地中障害物を撤去しようと、土を掘ることに。
掘っても掘っても地中障害物だらけ。
どうやら、元の工場の廃棄物や廃材などが、造成工事前に埋められていたようです。
このように一見閑静な住宅地でも、過去にどのような建物があったのか無かったのか等々、
登記簿謄本や古い地図などで履歴を調べておくことも重要です。
土地を購入してからでは、大変なことになるかもしれません。十分ご注意ください。
関東:大垣 康行